技能実習生として日本に来ました。私は介護の仕事が好きです。現在はデイサービスで働いています。日本に来る前に1年間、ほぼ日本語の勉強をしていました。その時、「日本語は上手になりさえすれば仕事がうまくなれる」と思っていました。
しかし来日したら、それは「間違っていた」と判りました。日本の文化や習慣も分からず、「話したい」と思っていても話せませんでした。最初はすごく大変でした。でも、「いい先輩」「いい同僚」に恵まれました。介護の知識だけではなく、日本の文化や習慣も教えていただきました。特に礼儀については改めて教えてもらいました。
お年寄りのお世話をすることには大変意味がありましたが、「心」入れて、「思いやり」を持っていれば、介護の仕事だけでなく、「自分の将来の生活に役に立つ」だろうと思いました。
ベトナムでは経験できないことをいっぱい経験し、楽しいことも辛いことも含めて日本独自の文化に直接触れることができました。
毎日、高齢者と歌を歌ったり、踊りを踊ったりしています。私は歌を歌うことが苦手だったのに、高齢者の喜んだ笑顔を見ると、疲れがなくなります。私にとっては、毎日が楽しいです。私は、日本での介護の仕事をまだまだ続けたいと思います。
ユオン・タオ・ニー