お休み処「わびすけ」

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思いやり

こんにちは、施設長の石田です。ここ何日か特に寒暖の差が激しくなっております。体調など崩されませぬようご注意ください。

 

今日は、とても嬉しいことがありましたので投稿しております。

 それは、ケアハウスに入居されているHさんからのお話…。

「今日、病院を受診した帰り道のこと、バスに乗ったらいつもより混んでいて私は一番後ろの座席に座っていたんです。そしたら、途中で白い杖をついた目の不自由な女性が乗車して来ましてね… 混んでいたのでその女性も何処に行けば良いか迷っていると、一人の男性がスッと席を立って一つだけ空いている優先席に誘導したんです。話はそれだけじゃなくて、その後女性が降車する際にボタンの場所が分からず困っていると、近寄って声を掛け、自分が降りるバス停ではないにもかかわらず、女性がバスから降車し終えるまで手を差し伸べていたんです。私(H氏)は、親切な人がいるもんだな~と感心して男性の顔を見てビックリ! 同じケアハウスに入居しているKさんだったんですよ……」 というお話を聞きました。少なからずKさんを知っている私としては、とても嬉しく、とても誇らしく、そして心温まる内容でした。

 

 ここで、私の手帳に書き留めてあった詩をご披露いたします。

 

思いやりの心っていいな                   

思いやりの心はとってもあたたか           

思いやりの心はとってもやさしい           

みんなみんな                             

いっぱいいっぱい持っているんだよ         

思いやりの心を・・・                     

誰かにその心を伝えようね                 

誰かにその心を注ごうね                   

誰かにその心を渡そうね                   

自分の心から出た思いやりの心は           

必ず自分に戻って来るんだよ               

それも何倍にもなって                     

あたたかさっていいね                     

やさしさっていいね                       

安らぎっていいね                         

人間っていいね・・・                     

 

  人によっては勇気のいることかもしれません。ですが、日常のちょっとした配慮や気遣いが、どれほど人の心を和ませるか…。人は皆、ひとりでは生きてゆけません。この詩に込められたメッセージを1人1人が心にかけて実践してゆけば、幸せな世の中に…そして、温かく素晴らしい人間関係が生まれると私は信じます。